豆乳プリンを作って比べてみる|成分無調整豆乳と調製豆乳、配合はどう変える?

洋菓子・製菓

豆乳プリンを作るなら、「豆乳を使えば同じ味になる」とは限りません。

成分無調整豆乳と調製豆乳の違い|パティシエなら洋菓子にどう使う?
豆乳売り場を見ると、「成分無調整豆乳」と「調製豆乳」が並んでいます。どちらも同じ「豆乳」だと思っていましたが、パティシエの目線で見ると、少し違った材料として考えたほうが面白そうです。日本の規格では、豆乳は大豆固形分8%以上。一方、調製豆乳は…

今回は、成分無調整豆乳と調製豆乳を使って、それぞれ豆乳プリンを作ってみます。

私が考えた基本配合は、どちらも豆乳300mlを使う4個分です。

【成分無調整豆乳のプリン】
成分無調整豆乳……300ml
グラニュー糖……35g
粉ゼラチン……4g
水……20ml
バニラエッセンス……少々

【調製豆乳のプリン】
調製豆乳……300ml
グラニュー糖……20g
粉ゼラチン……4g
水……20ml
バニラエッセンス……少々

作り方は基本的に同じです。粉ゼラチンを水でふやかし、豆乳と砂糖を鍋で温めます。沸騰させないように注意し、火を止めてからゼラチンを加えて溶かします。最後にバニラエッセンスを加え、容器に流して冷蔵庫で冷やし固めます。

では、なぜ砂糖の量を変えたのでしょうか。

成分無調整豆乳は、豆乳そのものの風味を活かしながら甘さを組み立てる必要があります。そこで砂糖を35gにして、豆乳の風味と甘さのバランスを取りました。

一方、調製豆乳は、商品によって砂糖類や植物油脂などが加えられています。そのため、成分無調整豆乳と同じ量の砂糖を加えると、甘さが強くなりすぎる可能性があります。そこで今回は20gまで減らしました。

ここが、パティシエとして面白いところです。

「豆乳プリンだから、この配合」と決めるのではなく、使う材料の状態を見て配合を変える。

さらに、調製豆乳の製品によっては甘さやコクが異なるため、砂糖は最初から20gに固定せず、使用する商品の味を確認してから調整するのもおすすめです。

同じ豆乳プリンでも、材料が変われば考え方も変わる。

お菓子作りは、レシピを守るだけではなく、材料を見ながら配合を組み立てていく。そんな面白さがあります。

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